はじめまして。POP UP INNをスタートします。
POP UP INNとは移動型の宿泊&交流機能を持つプロジェクトです。
全国の集落におでかけしていき、そこで3ヶ月滞在できる施設をオープンします。
日本全国には限界集落が多く存在し、すでに消滅集落と言われる地域も少なくありません。そういう集落にスポットをあてた企画ができないかと考え、いろんなバックグラウンドを持つ東京在住メンバーと、このプロジェクトを立ち上げ、スタートさせました。
滞在利用者にとっては、まるで集落で暮らしているような感覚になるかもしれません。
宿をつくるのは反対だけど、期間限定だったら…、と思う、地域住民の方も多く存在します。そういう人たちにとってはとりあえずやって見せることで、閉鎖的な地域が、一歩外に開く“きっかけ”になるかもしれません。
そして、宿を立てるのは初めてでお金も時間も必要、住民理解を得るのも難しい。
またPRはそれ以上に大変…。そう思っている行政担当者にも嬉しいかもしれません。
このプロジェクトの目的は、集落の文化・伝統・暮らしの継承?
集落住民と交流?地域の魅力発信?交流人口の増加?
利用者にとっては心の原点回帰?田舎体験?ゲストハウス宿泊?
いわゆる、地域活性なのかしら?
正直どれも漠然としたキーワードで私は、イマイチピンときません。
確かなのは、
その土地に根付いている暮らしは、魅力的でもっと多くの人に知ってもらいたい。そして、集落につかってない家や土地があったからぜひ活用できないものか。そういう2つの”想い”からはじまりました。
ゲストハウスの人と人が交流するリビングのような交流機能を持ち合わせ、
キャンプのようにより自然が近い場所で宿泊でき、
まるで集落で暮らしているような感覚になれる、移動型施設POP UP INN。
わたしたちは、利用者、地域住民、行政担当者、三者の”想い”を大切にしながら、外の視点&中の視点、鷹の視点&蟻の視点でプロジェクトをより柔軟にフィットさせながら進めていきたいと思っています。
過疎化が進む地方へ、訪問するきっかけをつくるプロジェクトになりたい。