甘いトマトと美しい清流の村 日高村へ
皆さん、はじめまして!
POP UP INN運営メンバーの吉川と申します!
メンバーからは『ヨッシ~』の愛称で呼ばれてます、どうぞよろしくお願いします!
今回は、POP UP INNをはじめて運営させていただく日高村にお邪魔させて頂きました。あまりに濃い3日間だった為、書く前から1つの記事としておさまるかが不安です(笑)
主な滞在目的と1日の流れについては、前に記事を投稿してくれたムラヤンが記載してくれていますので、そちらをご一読下さい。
※初日や食べ物の写真は殆ど撮影しておらず猛省・・・今後は丁寧に記録を残していくつもりです。他のメンバーが記録してくれていたので楽しみにしていて下さい!
3月24日(土)
AM7:30羽田発の飛行機に乗る為に眠気眼で6時に空港に到着、5時前に到着したメンバーも入れば7時過ぎに合流のメンバーもいる、そんな所がいかにも僕等らしい。
約1時間のフライトであっという間に高知竜馬空港へ!
バスで高知駅へ向かい駅舎のパン屋でアンパンマンの顔パンを見つけ年甲斐も無く思わず購入。
しばらく電車に揺られ目的地の小村神社前駅へ。
※高知は、やなせたかしさんのゆかりの地で、空港から車で30分程度移動した所に「やなせたかし記念館」があります。
到着早々、駅前のスーパーで、あたたかな色合いとさわやかな香りの誘惑に負け、文旦(ぶんたん)を衝動買い。高知の果物の王様の名に恥じない果汁が溢れる果物でした。
そうこうしてる内にプロジェクトのBOSSオノちゃんが迎えに来てくれ、POP UP INNの会場でもあり、今回ワークショップをさせて頂く場所へ案内してもらう。
オノちゃんは「とりあえず作業してランチタイムに自己紹介しよ!」と笑顔で僕等を現場に放り込む。不安な気持ちはどこへやら、30分もすれば夢中で作業してました。
よそ者の僕等をスムーズに受入れてくれた皆さんと、そんな環境を作ってくれたオノちゃんに感謝!
ランチタイムに皆さんの自己紹介を聞き、今回のプロジェクトには多くの人が関わってくれている事を知りました。
初日のワークショップ終了後、待ちに待ったBBQ!!!
衝撃だったのが、「お茶」「日本酒」「トマト」「猪肉の焼肉」「猪肉鍋」の美味さ!
僕はこのBBQの感想だけで記事が1つ書けると思います!皆さん日高村では覚悟をもってデブ活を楽しんで下さい(笑)
食後に「NPO法人日高わのわ会」の事務所を訪問。
事務局長の安岡さんが、活動をはじめたキッカケや現在の取り組みについて話してくれ、続ける事の難しさや問題に真摯に向き合う姿勢の大切さを教えてくれました。
初日の最後は仁淀川沿いにて星空撮影会、現地の方と話しする事が楽しく一眼レフを持っていったのに私はカメラのシャッターを切ることなく終えました。
次回は絶対に星空を撮りたい!
3月25日(日)
早朝6時、希望者で日曜市へ。市街地を1キロ以上に渡って出店が続く。朝市だけでも、きっと1つ記事かけます(笑)
高知の朝市
誘惑に負け色々購入しましたが、僕のおすすめは「イモ天」と「田舎寿司」この2つはマストです!
揚げたてのイモ天はホックホクかつ程好い塩気が後を引く、田舎寿司は上品な味でシャリが美味い!記事を書いてる今すでに食べたいです(笑)
その後、電車と車で移動し希望者でイノシシ猟に同行させてもらいました。
表現としては適切ではないかもしれませんが、普段綺麗に精肉された物を購入し調理して食べる。それがあたり前になっている私にとって、「日々、命を頂いている」という事をあらためて体感させて頂きました。
お昼前から、2日目のウッドデッキ作成のワークショップに参加。
地元の参加者の方と東京からきた僕等が入り乱れて作業にあたっていたのが嬉しかった。1つの目標に向かって作業すると、すぐに交流が深まることを再認識。
2日目の最終は高知市街の「ひろめ市場」にて打ち上げ!!
各々が食べたいものを購入し共有。日曜の夜にも関わらず、地元の方で満席状態な事が印象的。
ひろめ市場でのオススメは何といっても「カツオのたたき丼」、藁の火であぶったカツオとタレが米に合うんです!ひろめ市場に行った際は、是非かきこんじゃって下さい!
一緒に参加してくれた、「NPO法人日高わのわ会」の安岡さんや村役場のマー君達と楽しく有意義な時間を過ごせました。男気じゃんけんまで参加してくれ申し訳ないなと思いつつ、一層親近感がわいたひと時(笑)
解散後に、地元のお茶園の息子さんで20歳なのに日本酒の事を楽しく語っていたミッ君おすすめの居酒屋を偶然見つけ、ハシゴしちゃう駄目な大人達。
3月26日(月)
日高村の役場を訪問し、多忙な所お時間を割いて頂き戸梶村長へご挨拶をさせて頂く。
気さくに話しかけてくれ、初めてきた私達に日高村について分かりやすくお話して頂きました。
朝食は「村の駅ひだか」でオムライス!
日高村には「日高村オムライス街道」があり、11店舗の飲食店が参加しているとの事。
オムライスが大好きなムラヤンが、オムライス街道について記事を書くとか(笑)
乞うご期待です!!
朝食後、高知特産品の高糖度トマト「シュガートマト」を生産されている農家さんを見学させて頂き、トマト作りへの拘りと熱に触れる。完熟したシュガートマトのシャリっとした食感と甘さが忘れられない!
次にワークショップで大活躍してくれていたミッ君の実家の霧山茶園へ。
こちらの茶園、中四国最大級の茶園との事。
茶園の中を丁寧に説明しながら案内してくれました。
実は今回、日高村に来て一番衝撃的だったのはこちらで頂いたお茶でした。
水出しのお茶の味・色・香、日本人でよかったと思える至福の時間。
こちらのお茶を水出しで飲む際は、透明なコップで!是非とも美しさを感じて欲しいお茶です!
最後は仁淀川流域を散策、夏は一層青くなるとの事!今から楽しみです!
普段の私が旅行に行く際は景色を追いかける事が多く、交流する相手も友人や他の旅行者。
今回は1つの村に滞在し普段と違った視点を持ち、様々な思い・考え・そして人、普段の私では触れることの出来ない様々の事を見聞きし、多くの事を学ぶ事が出来ました。
それらを経験出来たのは、受入れてくれた役場や村民の方達と、その方達との交流を楽しみ丁寧に積重ねてきたプロジェクトリーダーのオノちゃんのおかげだと思っています。
POP UP INNも、皆さんと日高村が繋がるキッカケとなる場所になれたらいいな。
課題は山積みですが、皆さんに楽しんで頂けるよう、私達自身も日々楽しんで準備を進めております。
引続き運営メンバーが日高村で感じた事を投稿予定です。楽しみにしていて下さい
POP UP INNプロジェクト ワークショップと現地視察レポート
みなさんこんにちは。はじめまして。
POP UP INN運営メンバーの一人、むらやまという者です。
運営メンバー内では、‘’むらやん‘’と呼ばれています。
普段は地方公務員のお仕事に就かせていただいています。
色んな人がかかわってます、POP UP INN。
不思議な縁に導かれ集まった僕らですが、そのあたりの事情について振り返り始めると日付が変わってしまうので(今21時12分)、それについてはまた今度、お話させてもらえたらいいなと思います。
さて、本格的に動き出しましたPOP UP INNプロジェクト。
3月24日から26日にかけて、プロジェクトチーム6名が、実際にPOP UP INNの会場となる高知県日高村に行ってきました。日高村はトマトとお茶、そして水質日本一の清流 仁淀川で有名な村です。名前の由来は「日」本の「高」知の「村」なんだとか。
今回の主な目的は、7月の本格稼働に向けたウッドデッキの作成と、現地の見学、協力者へのあいさつ。3日間で様々な人と出会いました。
詳しくはあえて語りませんが、ものすごく密度の高い、非常に貴重な経験をたくさんたくさん、させてもらいました。
この3日間の詳しい感想についてはまた後日、他のメンバーが記事にしてくれる予定ですので、ひっそりと楽しみにしていただけると嬉しいです。
とりあえず今回は、大まかな全体の流れをご紹介しようと思います。
~~~初日 3月24日 土曜日~~~
10:20 高知駅から電車に乗り、日高村到着プロジェクトリーダー おのさんと合流
10:30 ウッドデッキ作成現場=POP UP INN開催予定地に到着。
日高村猟師さん・長老さん(愛称)大学生さん・村役場職員さん・日高村住人・村外からのお手伝いさん・NPO日高村わのわ会さん・東京のイタリアンシェフ:ふじさきさんといった多様な協力者たちと大合流、一緒にウッドデッキを作成。
途中、残りのPOP UPメンバーが合流。全員集結。
みんなでウッドデッキ作成中。
大勢の人が集まって作業しました。
16:00 ウッドデッキ作成終了。BBQ開催、世代も地域も超えた交流会!
20:00 NPO日高村わのわ会の事務所を訪問。代表の安岡さんに、これまでの活動経緯や理念について、お話をしていただく
21:30 仁淀川の堤防にて、日高の星空撮影会
23:00 初日終了。高知市街地にて宿泊
~~~中日 3月25日 日曜日~~~
6:00 有志メンバー、高知市街地で開催される「日曜朝市」へ
8:00 電車で日高村に到着。ふじさきシェフと合流。イノシシ猟見学のため、猟師さんらとともに入山
10:30 イノシシ猟体験終了。生命の重さを再認識。仁淀川中流域にある沈下橋を見学。
11:00 ウッドデッキ作成。試験的にテント設置
18:00 ウッドデッキ完成
19:00 高知市街地の「ひろめ市場」にて打ち上げ
23:00 中日終了
~~~最終日 3月26日 月曜日~~~
9:00 日高村役場訪問、村長さんにご挨拶
9:40 「村の駅ひだか」訪問
10:10 「シュガートマト農場家」山本さんの農場を見学
10:40 日高村の名所「めだか池」見学
11:10 霧山茶園の茶畑見学
11:40 仁淀川流域を見学
15:00 NPO日高村わのわ会事務所にて解散。POP UP INNチーム、高知空港へ
21:40 羽田空港に到着。全日程終了
今回の実地活動では、日高村の魅力やそこに住む人々に直接触れ合い、自分自身で感じることができたことが大きな収穫だったと思います。
豊かな山があって、仁淀川という川があって、その自然の中で生活する人々がいて、そしていろいろな事情を抱えて生きているのです。
僕たちは、この地域のために何をすることができるのでしょうか。
POP UP INNというプロジェクトを通じ、どのように日高村に貢献できるのか。
僕らはそこから何を得たいのか。
それらを実現するためにはどのような努力をしていかなければならないのか。
僕も含め、今、各メンバーの胸中には、このような命題が浮かび上がっているのではないかと思います。
実際に現地を見ることで見えてきたたくさんの魅力。
それと一緒に見えてきたたくさんの課題。
7月の本格稼働に向け、ここから急ピッチで準備が進んでいきます。
メンバー一同、全力で楽しんでやっていきます。
地域の生活に飛び込める新しいタイプの宿泊施設、POP UP INN。
夏のオープンをぜひ、楽しみにしていてください。
はじめまして。POP UP INNをスタートします。
POP UP INNとは移動型の宿泊&交流機能を持つプロジェクトです。
全国の集落におでかけしていき、そこで3ヶ月滞在できる施設をオープンします。
日本全国には限界集落が多く存在し、すでに消滅集落と言われる地域も少なくありません。そういう集落にスポットをあてた企画ができないかと考え、いろんなバックグラウンドを持つ東京在住メンバーと、このプロジェクトを立ち上げ、スタートさせました。
滞在利用者にとっては、まるで集落で暮らしているような感覚になるかもしれません。
宿をつくるのは反対だけど、期間限定だったら…、と思う、地域住民の方も多く存在します。そういう人たちにとってはとりあえずやって見せることで、閉鎖的な地域が、一歩外に開く“きっかけ”になるかもしれません。
そして、宿を立てるのは初めてでお金も時間も必要、住民理解を得るのも難しい。
またPRはそれ以上に大変…。そう思っている行政担当者にも嬉しいかもしれません。
このプロジェクトの目的は、集落の文化・伝統・暮らしの継承?
集落住民と交流?地域の魅力発信?交流人口の増加?
利用者にとっては心の原点回帰?田舎体験?ゲストハウス宿泊?
いわゆる、地域活性なのかしら?
正直どれも漠然としたキーワードで私は、イマイチピンときません。
確かなのは、
その土地に根付いている暮らしは、魅力的でもっと多くの人に知ってもらいたい。そして、集落につかってない家や土地があったからぜひ活用できないものか。そういう2つの”想い”からはじまりました。
ゲストハウスの人と人が交流するリビングのような交流機能を持ち合わせ、
キャンプのようにより自然が近い場所で宿泊でき、
まるで集落で暮らしているような感覚になれる、移動型施設POP UP INN。
わたしたちは、利用者、地域住民、行政担当者、三者の”想い”を大切にしながら、外の視点&中の視点、鷹の視点&蟻の視点でプロジェクトをより柔軟にフィットさせながら進めていきたいと思っています。
過疎化が進む地方へ、訪問するきっかけをつくるプロジェクトになりたい。